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| ◆ドゥオーモが一番素敵に見える路地より | ◆私の住んでいた家の庭2 |
| ◆ポンテヴェッキオ | ◆オリーブの木 |
| ◆生まれる前に亡くなった子供の教会 | ◆家の中の猫 |
| ◆レプブリカ広場近くの図書館 | ◆ある日の昼食 |
| ◆オルサンミケーレ教会の裏あたり | ◆おいしそうな鶏 |
| ◆路地から路地へ | ◆糸杉の道 |
| ◆ボロネーゼ通り | ◆歳をとったオリーブの木 |
| ◆トスカーナの丘 | ◆ルッカ |
| ◆私の住んでいた家の庭1 | ◆ヴェネチア |
| ドゥオーモが一番素敵に見える路地より | |
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画材を買いに行くお店の前より。 街を歩いていて、ふと顔を上げると建物と建物の間にドゥオーモが見える。素朴な石造りの建物と、華やかで威厳のあるドゥオーモの対比がフィレンツェらしい。観光客の多いドゥオーモ広場から人通りの少ないこの路地に入ると、観光地から日常に帰ってきたみたいで少しほっとする。こんな路地があるのも、古都フィレンツェの魅力のひとつ。ちなみに、この画材店は専門的な知識と画材の品揃えではフィレンツェ一。創業も古く、家族で経営している(イタリアでは家族経営の店が多い)。少し高いけど何を聞いても答えてくれるので、地元の人達もよく利用する。 |
| ポンテヴェッキオ | |
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アルノ川に架かる橋の中で最も古いもの。第二次世界大戦中も、他の6つの橋の中でここだけがドイツ軍の爆破を逃れた。フィレンツェで修行時代を過ごしたレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロも、この橋を渡っていたと想像するとちょっと楽しい。当時は橋の上に肉屋やなめし皮屋が並び、悪臭を放っていたとか。今は金銀細工の宝飾店が並び、どこからが橋なのか分からないくらいの人だかり。 ここから見える夕焼けは、なんていうか、、言葉では言いあらわせない。つい立ち止まって見てしまう。 |
| 生まれる前に亡くなった子供の教会 | |
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古い扉から、中世の頃の人でも出てきそうな雰囲気。細い通りにもかかわらず観光用の馬車も走り,道の左右に小さな雑貨店が並ぶ。住み始めた頃は、そんなお店をちょろちょろと覗いてまわった。彼らと会話をすることで、語学学校で習うよりずっと会話力がついたように思う。初めはきっと解読不明な言葉をしゃべっていたと思うけれど、理解しようとしてくれたフィレンツェの人達に感謝。。。 フィレンツェ人は排他的、とよく耳にする。実際、南イタリアに比べればそうかもしれない。でもそれは出会う人によってちがうだろうし、こちらの態度にも大きく左右される。言葉がわからなくても、ちょっとした挨拶などで小さなコミュニケーションが生まれる。 |
| レプブリカ広場近くの図書館 | |
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語学学校に行っている頃、よく通っていた図書館。 近くにV牛肉のモツ煮込みサンドウィッチ’の屋台があって、これが冬の寒い日には本当においしい!外側がパリッとしたパンに特性ソースで煮込んだアツアツのモツをはさんで、グリーンソースと辛いソースをかけて食べる。このモツ煮込み、見かけがあまりかわいくない(全体的にデレっとしてる)。そのせいか、日本の友人にはあまり人気がないのが残念。でもお昼時にはたいてい地元のおじさんやお兄さんが列をつくり、カップワインを片手にワイワイ食べてる。一度食べたらやみつきになる味。 |
| オルサンミケーレ教会の裏あたり | |
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フィレンツェに住み始めた頃は、どの道がどこに続いているのかよくわからなかった。たいていは迷ってもいつのまにかドゥオーモにたどり着く。 フィレンツェでは、できれば観光名所だけでなく小さな路地を歩いてみてほしい。長い時間をかけてできた街の良さは、そういうところにしっかり染み付いていると思う。 |
| 路地から路地へ | |
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500年前から基本的な街並みはほとんど変わらないフィレンツェ。石畳の路地が続き、石造りの建物の中には石の階段が続く。古い建物の内部を分けたりくっつけたり、改造して住んでいるので家の中は変わった造りになっていることがある。ヘンな所に階段があったり、必要以上にながーい廊下があったり、壁が真っすぐでなかったり。 中心街ではまだエレベーターのない建物もたくさんある。実際住んでみると、やっぱりその不便さには慣れるようで慣れない。でも、合理的でないのがイタリアのいいところ(?)。買物の荷物なんかがある時は、5階の部屋まで果てしなく階段が続くように感じた。 |
| ボロネーゼ通り | |
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フィレンツェからボローニャへつながる街道。私が部屋を借りていた家は、この坂道を自転車で15分ほど登った所にあった。中心街から少し離れるだけで、あっという間に田舎の風景が現れる。 ところでこの国では、自転車乗りの身分は限りなく低い。来て間もない頃、歩道をちゃりちゃりと走っていると、おじいちゃんひとり、おばあちゃんひとりに怒られた。なんで怒られているのかわからない。後で聞くところによると、自転車は歩道に乗り入れ禁止。では、車がモーレツスピードで走る車道と、走ったら怒られる歩道のどちらかを選べと言われれば、おじいちゃん、おばあちゃんには悪いけれど、命の危険のない歩道、走ります。 |
| トスカーナの丘 | |
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中心街から少し離れたこの丘に立ち、親指でドゥオーモを隠してみると、ぺったんこで物足りない風景になってしまう。ドゥオーモがなければ、フィレンツェは少なくともこれほどのオーラはなかったと思う。他の街に何日か出かけていても、電車の窓からドゥオーモの姿が見える時、何とも言えずうれしい気持ちになる。 ディズニーランドにはミッキーマウスがいるように、フィレンツェにはドゥオーモがある。私はミッキーはそんなにすきではないけど、ミッキーのいないディズニーランドに行くのはさぞ寂しいものだろうと思う。 |
| 私の住んでいた家の庭1 | |
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初めてこの家を見に行った時、大家さんがタイトスカートにハイヒールをはき、荷車で薪を運びながら迎えてくれた。敷地内には家が3件あり、それぞれご両親と妹さん夫婦が住んでいる。 家族は、お母さんのクリスティーナと高校生の娘二人。仲がいい時はうっとりするほどの良さだけど、けんかする時は理性の枠をあっさりとはずしてしまったかのよう。トイレに行きたくてもドアを開けれず、何が起こるのかドキドキでその大嵐が去るのを待っていた。けんかの後はお互いケロっとしてる。 |
| 私の住んでいた家の庭2 | |
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冬は暖炉で家を暖める。寒い日には毎日薪を運んできて、新聞紙やマツボックリで小さな火をつける。家の人達は5分位でそれを立派な火に育てあげる。簡単そうに見えて、これがなかなかうまくいかない。 ある日お留守番を頼まれた。大家さんのお出掛け前に火のつけ方を教えてもらったにもかかわらず、1時間すすまみれになって暖炉と格闘。が、私は大量の新聞紙を燃やしただけで、薪に火をつけることはついに出来なかった。大家さんは’薪が湿り気味だったからよ’と慰めてくれたけど、、。自然に囲まれ、農家を改造した家でいろいろな体験をさせてもらった。 |
| オリーブの木 | |
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庭に生えているオリーブ。10月ごろに実の収穫をし、11月に搾りたてのオリーブオイルが届く。ビンの栓を開けただけでオイルとは思えないような新鮮な香りが広がる。これに少しお塩を入れて、焼きたてのトスカーナパンにつけて食べると、、、どんなご馳走もかないません! |
| 家の中の猫 | |
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この家では、ネコのえさはたいてい少なめに置かれている。おなかがへれば自分で狩りをするしかない。おかげで私は、家の中でねずみの頭が落ちているのを時々見かけたし、大の字になって倒れているトカゲをよく踏みそうになった。 |
| ある日の昼食 | |
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友人のお兄さんは、郊外にある1000年前の家を修復しながら住んでいる。壁なんかは傾きかけているけれど、素朴な生活を大切にしておられるようだった。 昼食はトマトのパスタに、やぎのチーズ、サラミ、トスカーナパン、オリーブのつけもの、地元の赤ワイン。トスカーナのお昼の王道メニュー。 2年前、彼は庭に穴を掘り、そこをコンクリートで固め、念願の自家製プールが完成した。私は行ってないけど、うわさでは’モ’がはって誰も入る気がおこらないという。どうやら排水口をつけなかった模様。 |
| おいしそうな鶏 | |
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農家で元気に飼育されていた鶏。こういう鶏はきっとおいしい。中央市場で、鶏やうさぎが毛をむしられて、ハダカンボで並んでいるのを見ると、人間は肉食動物だとあらためて感じる。 イタリアでは何かにつけて’ベッラ(美しい)’という形容詞を使う。女性にも景色にも絵画にも、そして肉や野菜にも、、。新鮮で、ほどよく筋肉がついたベッラな鶏を見ると、オーブンでこんがり焼かれたトリの丸焼きが頭をよぎる。これが結構安く、4ユーロ前後でお惣菜屋さんで売っている。食べる時には’私はムネのところ!’’私はアシ!’、だれそれはオシリ!など、それぞれ食べたい部位を言う。部位を選択するこの食べ方に、妙に文化の違いを感じてしまった。 |
| 糸杉の道 | |
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家の近くに、大きな庭のある立派なホテルの敷地があり、よく散歩に出かけた。 オリーブの畑が広がり、手入れが行き届いて、庭が大事に育てられているのがよく分かる。派手な演出はないけど、ちょっとした植え込みも、ツタがアーチになった小さなトンネルも魅力的だった。展望台からは遠くにドゥオーモのクーポラが見える。この道を抜けるとお屋敷を改造した宿泊施設がある。 |
| 歳をとったオリーブの木 | |
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年代物のオリーブの木は、見れば見るほど不思議なうねりをしている。 この絵を描いた時はホームページ上に公開するとは思ってもみなかったけれど、フィレンツェ生活1年目でいろいろと参っている時期だった。時々、ひとりでぼーっとオリーブ畑に座り、オリーブの木を描いていた。 |
| ルッカ | |
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フィレンツェから電車で約1時間のところにあるフィレンツェよりもさらに小さな街で、中世の面影を強く残す。城壁の上は遊歩道になっており、晴れた日にはジョギングや犬の散歩、城壁の上で腹筋をしている人も見かけた。メイン通りは都会すぎず田舎っぽくもなく、センスのいいお店が並びウィンドウショッピングが楽しめる。所々にアールヌーヴォー調の装飾も見かける。 |
| ヴェネチア(アカデミア美術館のブックショップより) | |
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フィレンツェからもなんとか日帰りが可能。冬のヴェネチアは寂しげな空の色と、街の華やかさが混じりあって独特の空気がある。 |